このページの要点

ハロウ安比は、公式にYear 13(高3相当)の入学を受け付けていません。入口は学年で決まります。

  • 受け入れは原則 Year 7・8・9・10・12 です:Admissions FAQ は受け入れ学年をこの5つに限り、Year 11 は例外的な場合のみとしています。Age Guidelines の表でも、Year 13 の欄は2026-27年度・2027-28年度とも「Entry to Year 13 is not accepted(Year 13への入学は受け付けていません)」です。
  • 学年は生年月日で区切られ、日本の学年区分とはずれます:学年暦は8月末開始・6月末終了で、2026-27年度のYear 10は「2011年9月1日〜2012年8月31日生まれ」。2026年度の日本の中学3年生(2011年4月2日〜2012年4月1日生まれ)で言えば、2011年9月1日以降に生まれたお子さんはYear 10ですが、2011年4月2日〜8月31日生まれはYear 11の範囲で、こちらは例外的な場合しか受け入れられません。同じ学年でも生まれ月で扱いが変わります。
  • 2026-27年度の学費は Year 7・8 で年1,054万8,740円、Year 12・13 で年1,145万5,370円です(寮費込み)。Year 9〜11は年1,104万5,720円です。初年度はこれに出願料5万円・入学金100万円・預り金44万円または88万円が加わり、さらに毎年かかるのに学費に含まれない必須費目(学年旅行 通常20万〜60万円、制服 通常約26万円など)があります。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(岩手県八幡平市)は、英国のハロウ校の系列として2022年に開校した全寮制のインターナショナルスクールです。日本語で読める記事の多くは学費と進学実績を扱っていますが、公式サイトを実際に開くと、金額より先に決まっているものがあります。入れる学年です。公式は受け入れ学年をYear 7・8・9・10・12に限り、Year 11は例外扱い、Year 13は受け付けないと明記しています。つまり公式の説明の上では、高校3年生に相当するYear 13から入る道は用意されておらず、Year 11も例外扱いです。高校2年生に相当するYear 12は受け入れ対象ですが、そこが実質的に最後の入口になります。本記事では、この入口の条件を起点に、英語要件・選考の中身・2026-27年度の実額を、すべて公式ページの記述から確認していきます。

本記事の出典と、扱わないことについて: 本文の数値と要件は、ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの公式サイト(Admissions Process/Fees and Financing/Admissions FAQs/Academic FAQs/Boarding FAQs/Curriculum Overview/University Counselling/トップページ)を、当サイトが2026年9月1日に取得して整理したものです。原文は英語で、和訳は当サイトによるものです。奨学金については、Feesページからリンクされている「Harrow Appi Scholarships, Bursaries, and Awards Policy」(PDF)も取得して確認しました。次のものは本記事では扱いません。倍率・合格率(公式が公表しておらず、当サイトが確認した一次情報がないためです)②AISL Foundation の奨学金の内容(学校ではなく財団の制度で、当サイトは原典を確認していません)③3年間・7年間の総額比較と就学支援金の扱い日本のボーディングスクールの学費で別に扱っています)。また、本記事に出てくる「Year 13=高3相当」といった日本の学年との対応づけは、当サイトによる整理です。公式は学年を生年月日の範囲でのみ定義しており、「日本の◯年生に相当する」とは書いていません。学費と要件は年度ごとに改定されます。出願前には必ず学校の最新ページ(Admissions Process は https://www.harrowappi.jp/admissions/ 、Fees and Financing は https://www.harrowappi.jp/admissions/fees-and-financing/ 、Admissions FAQs は https://www.harrowappi.jp/admissions/admissions-faqs/ )とアドミッションでご確認ください。

結論:まず「入れる学年かどうか」を確認する

POINT

公式は受け入れ学年を明記しています。高校3年生に相当するYear 13からの入学はできません。学費を調べる前に、ここで候補から外れるご家庭があります。

ハロウ安比のAdmissions FAQには、受け入れ学年についてこう書かれています。「We accept enrolment to: Years 7, 8, 9, 10 and 12.(当サイト訳:Year 7、8、9、10、12への入学を受け付けています)」。続けて「Year 11 enrolment is only accepted in exceptional circumstances(Year 11の入学は例外的な状況でのみ受け付けます)」とあり、その例として「すでにGCSEの学習を進めている場合」「学習に追いつけると判断できる場合」が挙げられています。

そして Admissions Process ページの Age Guidelines の表では、Year 13 の行に生年月日の代わりに「Entry to Year 13 is not accepted(Year 13への入学は受け付けていません)」と書かれています。しかもこれは2026-27年度・2027-28年度の2年度分とも同じです。単年度の事情ではなく、方針として示されているということです。

ハロウ安比の受け入れ学年(公式サイトの記載。2026年9月1日に当サイト確認)

Year Group公式の年齢の目安受け入れ根拠
Year 711-12歳受け入れるAdmissions FAQ
Year 812-13歳受け入れる同上
Year 913-14歳受け入れる同上
Year 1014-15歳受け入れる同上
Year 1115-16歳例外的な場合のみAdmissions FAQ「only accepted in exceptional circumstances」
Year 1216-17歳受け入れるAdmissions FAQ
Year 1317-18歳受け入れないAge Guidelines表「Entry to Year 13 is not accepted」(2026-27・2027-28の両年度)

この事実は、日本語のまとめ記事ではほとんど書かれていません。当サイトが2026年9月1日に上位ページを1本ずつ開いて確認したところ、対象学年を「Year 7〜13」とだけ書いているページが複数あり、そのうち1本はYear 13で入学する生徒向けの奨学金を紹介していました。読者が「高3からでも入れる」と受け取りかねない書き方です。なぜこうなるのかというと、公式サイトのトップページ自体が「Harrow Appi welcomes students aged 11 to 18 (Year 7 to 13)」と書いているからです。ただしこれは在籍する学年の幅であって、入学を受け付ける学年ではありません。Year 13の生徒がいるのは、Year 12までに入学した生徒が進級するからです。「在籍学年」と「入学できる学年」は別という切り分けが、この学校を調べるうえでの最初の関門になります。学費の1,000万円という数字だけが独り歩きしていますが、その前に学年で候補から外れるご家庭があるというのが、公式資料を読んだときの最初の結論でした。

なお、短期での受け入れについては別の記述があります。Admissions FAQは交換留学生や短期在籍の希望について「one term is the minimum and full fees for the time spent including the enrolment fee and school deposit must be paid(最短でも1学期で、在籍期間分の学費全額に加え、入学金と預り金の支払いが必要です)」としており、制服はレンタルできるとしています。1学期だけでも入学金100万円と預り金が必要という点は、短期利用を考える場合に効いてきます。

学年は生年月日で決まる——日本の学年区分とは半年ずれる

POINT

公式は学年を「◯年生」ではなく生年月日の範囲で定義しています。学年暦が8月末開始のため、日本の4月2日区切りとは半年ずれます。その結果、同じ日本の学年でも、生まれ月によって該当するYear Groupが2つに分かれます。しかも一方は例外扱いの学年になることがあります。

Admissions Process ページには「Our academic year starts at the end of August and finishes at the end of June.(本校の学年度は8月末に始まり6月末に終わります)」とあり、そのうえで学年ごとの生年月日の範囲が表で示されています。日本の学校が「4月2日〜翌年4月1日生まれ」で1学年を区切るのに対し、ハロウ安比は「9月1日〜翌年8月31日生まれ」で区切ります。同じ学年に入る子の生年が、半年分ずれるということです。

学年ごとの生年月日の範囲(公式 Age Guidelines。2026年9月1日に当サイト確認)

Year Group2026-27年度の生年月日2027-28年度の生年月日
Year 72014年9月1日〜2015年8月31日2015年9月1日〜2016年8月31日
Year 82013年9月1日〜2014年8月31日2014年9月1日〜2015年8月31日
Year 92012年9月1日〜2013年8月31日2013年9月1日〜2014年8月31日
Year 102011年9月1日〜2012年8月31日2012年9月1日〜2013年8月31日
Year 112010年9月1日〜2011年8月31日2011年9月1日〜2012年8月31日
Year 122009年9月1日〜2010年8月31日2010年9月1日〜2011年8月31日
Year 13Entry to Year 13 is not accepted(受け入れなし)Entry to Year 13 is not accepted(受け入れなし)

実務上の意味を書きます。2026年度に日本の中学3年生であるお子さん(2011年4月2日〜2012年4月1日生まれ)を、上の表に当てはめてみてください。2026-27年度に入学する場合、2011年9月1日〜2012年4月1日生まれはYear 10(通常どおり受け入れ)ですが、2011年4月2日〜8月31日生まれはYear 11の範囲で、例外的な場合しか受け入れられません。同じ中3でも、生まれ月で扱いが変わるということです。

2026年度に中学3年生のお子さん(2011年4月2日〜2012年4月1日生まれ)を公式の表に当てた場合(当サイトによる整理)

お子さんの生年月日2026-27年度に入学する場合2027-28年度に入学する場合
2011年9月1日〜2012年4月1日生まれYear 10(受け入れる)Year 11(例外的な場合のみ)
2011年4月2日〜8月31日生まれYear 11(例外的な場合のみ)Year 12(受け入れる)

この表から読み取れることが、検討のタイミングを決めます。中学を卒業してから2027年8月に入学しようとすると、9月以降生まれのお子さん(=中3の多数派)はYear 11にあたり、例外扱いになってしまいます。逆に4〜8月生まれのお子さんは、2027-28年度に入るとYear 12で通常どおり受け入れ対象です。つまり「中3のうちに入るか、卒業してから入るか」で有利な生まれ月が入れ替わります。なお、2026年8月に入学するということは中学3年生の途中で日本の中学校を離れるということです。ハロウ安比は一条校ではないため、この場合に日本の中学校の卒業資格をどう扱うかは在籍中学校と教育委員会に確認が必要です(扱いは自治体・学校によって異なります。当サイトが確認した公式資料に記載はありません)。日本の高校へ戻る可能性を残しておきたいご家庭は、この点を先に確認してください。これは学校側の都合ではなく、英国式の学年区分(9月1日区切り)を採用していることの帰結です。「◯年生だからYear ◯」という読み替えはせず、必ずお子さんの生年月日を公式の表に当てて確認してください。

もうひとつ、Year 10の途中やYear 11から入る場合には追加の書類が求められます。公式は理由をこう説明しています。Year 10が始まる前に生徒はGCSE試験に向けた2年分の科目を選び、Year 11の終わりにGCSE試験を受けます。したがって「Year 10が始まった後に入学することは、学習に追いつく必要があることを意味します」。求められるのは次の3つですが、1つ目には公式が「(optional)(任意)」と付記しています。学習に追いつける能力を示す証拠(任意)——GCSEの学習経験を示す書類、現在学んでいるGCSE科目の一覧、②現在学んでいるカリキュラムと科目の情報、③「Year 10の開始後に入学することは挑戦であり、お子さんのGCSEの成績に影響しうることを保護者が了解している」旨の確認です。GCSEを学んだことがない日本の中学生でも、①が出せないことを理由に出願できなくなるわけではありません。学校側が先に「難しい」と伝えているという点は、判断材料として重要です。

英語要件は、公式サイトの2か所で書き方が違う

POINT

Admissions Process の表とAdmissions FAQで、求められるCEFRの水準の書き方が異なります。表には「approximations(おおよその目安)」と自ら注記があり、FAQは「absolute minimum(絶対的な最低水準)」と書いています。準備は厳しい方で見積もるのが安全です。

ハロウ安比は授業と試験を英語で行い(外国語科目を除く)、出願の過程で英語力を評価します。その水準について、公式サイトには2つの記述があります。ひとつはAdmissions Process ページの表で、CEFRとPearson GSEの対応が学年別に示されています。もうひとつはAdmissions FAQの記述です。この2つは数値が一致していません。

英語要件の2つの記述(公式サイト。2026年9月1日に当サイト確認)

Year GroupAdmissions Process の表(CEFR)Admissions FAQ の記述(CEFR)
Year 7A2absolute minimum は A2
Year 8A2absolute minimum は A2
Year 9A2+〜B1minimum は B1
Year 10B1B2 以上
Year 11B1〜B2B2 以上
Year 12B1〜B2B2 以上
Year 13B2〜C1B2 以上(ただしYear 13は受け入れなし)

どちらが誤りだと決めつけることは、当サイトにはできません。ただし表の側には学校自身が注記を付けています。「*These are just approximations; Harrow Appi provides a strong EAL programme to support students' English development when they are enrolled in the school.(*これらはあくまで目安です。ハロウ安比は在籍中の生徒の英語力の伸長を支える充実したEALプログラムを提供しています)」。一方でFAQの側は「absolute minimum(絶対的な最低水準)」という強い言葉を使っています。ただし、Year 10については表の「目安」(B1)がFAQの「絶対的な最低水準」(B2以上)を下回っており、「目安」と「下限」という役割分担だけでは説明がつきません。どちらが現行の運用なのかは、公式サイトの記述からは判定できませんでした。

ご家庭が準備するときは、厳しい方(FAQ側)で見積もるのが安全です。Year 10以上で出願するならCEFR B2以上、つまり英検で言えば準1級前後の水準が求められることになります。ただしCEFRと英検の対応は試験団体側の換算表に基づくもので、学校が英検の級を要件として示しているわけではありません。スコアで代替できるかどうかは学校に直接確認してください。当サイトが確認した範囲では、公式ページに外部試験のスコア要件は書かれていませんでした。高校留学一般の英語力の目安は高校留学に必要な英語力でも整理しています。

選考で何をするのか——2ページの記述を突き合わせる

POINT

オンラインの適性テスト、英語のライティング、面接という3つが柱です。ただしテストの呼び方と面接の担当者は、公式サイトの2ページで書き方が違います。両方を想定して準備するのが現実的です。

Admissions Process ページの Application Process は、次の6段階で説明されています。

  1. 1オンライン出願:OpenApply というシステムで出願します(必要書類はシステム上で確認)。
  2. 2オンラインテスト:出願後に案内されます。所要2時間で2部構成です。90分のオンラインのコンピュータテスト(原文 externally moderated=外部機関が基準を管理するもの)(数学・英語・非言語推理を測定。「There is no preparation required for this test.=このテストに準備は必要ありません」と明記)と、20分の英語ライティングテスト(指定された題について短い文章を書く)。
  3. 3オンライン面接:オンラインテストを通過すると、校長(Head Master)または他のシニアなハロウの教育者との面接に招かれます。オンラインまたは対面。
  4. 4オファーの受領:テストと面接を通過するとオファーが届きます。諾否の回答期限は1週間です。
  5. 5預り金と入学金の支払い:オファーを受諾したら、席を確保するために預り金(School Deposit)と入学金(Enrolment Fee)を支払います。
  6. 6入学手続きの開始:制服や備品の購入、必要な場合はビザの手続きなど、初日に向けた準備が始まります。

一方、Admissions FAQ の「What assessments are required to enrol?」への回答はこうです。「All applicants must take a CAT4 test, submit a handwritten essay in English, and take part in an interview with either the House Master/Mistress or member of the Senior Leadership Team.(当サイト訳:すべての出願者はCAT4テストを受け、英語の手書きエッセイを提出し、ハウスマスター/ハウスミストレスまたはシニアリーダーシップチームの一員との面接に参加する必要があります)」。さらに「Year 12 applicants may also be required to complete tests in the subjects they want to pursue at A-level.(Year 12の出願者は、A-levelで学びたい科目の試験も求められる場合があります)」と続きます。

つまり、テストは「オンラインの90分テスト」と「CAT4」、ライティングは「20分のオンライン英作文」と「手書きエッセイ」、面接の相手は「校長等」と「ハウスマスター等」という具合に、2ページで表現が違います。CAT4は英国で広く使われる認知能力テスト(Cognitive Abilities Test)で、言語・数量・非言語などを測るものですから、Admissions Process の「外部機関が基準を管理する数学・英語・非言語推理のテスト」と同じものを指している可能性は高いのですが、当サイトが確認した公式ページには両者が同一だと書かれていませんので、断定はしません。ご家庭としては、両方が起こりうる前提で準備し、出願前にアドミッションへ実際の形式を確認するのが確実です。

追加要件の中身は学年ごとに違います。Year 10の途中とYear 11は前述の追加書類ですが、Year 12はA-levelで選ぶ科目の試験が課される場合があります。Year 12は日本の高校2年生に相当する学年で、入学と同時にA-levelの2年間が始まります。「英語ができれば入れる」という段階ではなく、選択科目の学力が問われる入口だということです。

2026-27年度の学費と、学費に含まれない必須費目

POINT

学費(寮費込み)は学年で3段階に分かれ、年1,054万〜1,145万円です。これとは別に初年度だけかかるお金と、毎年かかるのに学費に含まれない必須費目があります。後者を積まない見積もりは、実際より数十万円低く出ます。

2026-27年度の出願・入学・学費(公式 Fees and Financing。2026年9月1日に当サイト確認。単位:円)

区分費目支払い時期金額
出願・入学出願料(Application fee)出願時50,000
出願・入学入学金(Enrolment fee)入学承諾時1,000,000
出願・入学預り金(School Deposit・返還あり※条件付き)入学承諾時440,000(ビザ支援が不要な出願者)/880,000(ビザ支援が必要な出願者)
学費(寮費込み)Year 7・Year 83学期に分割・各学期前10,548,740/年
学費(寮費込み)Year 9・Year 10・Year 11同上11,045,720/年
学費(寮費込み)Year 12・Year 13同上11,455,370/年

預り金が2種類あることに注目してください。ビザの支援が必要な出願者は倍の88万円です。海外からの生徒が多い学校で、Admissions FAQ には「As of January 2026, around 70% of our students are from overseas.(2026年1月時点で、生徒の約70%が海外からの生徒です)」とあります(この構成とビザ支援の要否で預り金が分かれることを結びつけるのは当サイトの推測で、公式に理由の記載はありません。また「海外から」と「ビザ支援が必要」は同じ範囲ではありません)。日本在住のご家庭であれば44万円の方が該当すると思われますが、在留資格の状況によって変わりうるので出願時に必ず確認してください。

そして、多くのまとめ記事が落としているのが次の表です。公式は「Tuition fees cover most parts of school life. However, there are some exceptions, where additional fees will be charged.(学費は学校生活のほとんどをカバーしますが、追加費用が課される例外があります)」として、追加費用を必須と任意に分けて示しています。

学費に含まれない費目(公式 Additional Fees。必須のものを抜粋)

費目必須/任意支払い時期金額の目安
学年旅行(Year Group Trips。旧称 Long Expeditions。日本国内または海外)必須春学期の学費請求に加算通常 200,000〜600,000(行程と行き先による)
制服必須通常は学校開始の1か月前通常 約260,000
山岳環境に適した私服必須学期開始前衣類による
学用品(ノートPC・文房具)必須学校開始前選ぶ機器による
学校が必要と判断した専門家による評価(教育心理士・専門カウンセラー・言語聴覚士など)学校から求められた場合は必須—(原典の支払い時期欄は未指定)専門家による

Year Group Trips は「The Long Expedition will be a week-long trip that the whole school attends together, usually held in Term 3.(全校が一緒に参加する1週間の旅行で、通常は第3学期に実施されます)」と説明されており、全校参加の必須行事です。金額の幅が20万〜60万円と大きいのは行き先によるためで、上限側で見積もると、Year 12・13では学費との合計が年1,205万5,370円になり、1,200万円を超えます(11,455,370+600,000)。Year 7・8でも年1,114万8,740円、Year 9〜11で年1,164万5,720円です。初年度はこれに入学金100万円・預り金・制服約26万円が乗ります。公式は末尾で「Other fees not listed here may be charged.(ここに記載のない費用が発生する場合があります)」とも書いており、表に載っている金額が上限ではありません。

食費の扱いには注意が必要です。公式の学費表は「Tuition fee (includes boarding costs)(学費〈寮費を含む〉)」と書かれているだけで、食事についての明示がありません。当サイトが取得した Fees and Financing・Admissions FAQs・Boarding FAQs のいずれにも、食費に関する記載を見つけられませんでした。金額の大きい費目なので、寮費に食事が含まれるのかどうかは必ず学校に確認してください。なお、通常の日帰りの遠足や遠征は学費に含まれる(「Regularly scheduled day trips and expeditions are included in tuition costs.」)とされています。他校との3年総額の比較や、就学支援金・新修学支援の扱いについては日本のボーディングスクールの学費で同じ物差しに揃えて整理しています。

学費を下げる3つの枠と、その適用範囲

POINT

Scholarship・Head Master's Award・兄弟割引・ビューサリー(在校生向けの学費援助)の4つがあります。それぞれ適用の入口が違います。とくに兄弟割引は「2人目」には付きません。

公式の Financing の節には3つの仕組みが並んでいます。順に見ます。

① 奨学金(Scholarships)

Admissions FAQ には「Harrow Appi offers scholarships to talented applicants entering Year 10 or 12.(当サイト訳:ハロウ安比は、Year 10またはYear 12で入学する優れた出願者に奨学金を提供しています)」とあります。入口の学年が限定されているということです。金額と条件は、Fees ページからリンクされている「Harrow Appi Scholarships, Bursaries, and Awards Policy」(PDF)に書かれています。当サイトが同PDFを取得して確認した内容は次のとおりです。

Scholarship・Bursary・Award の3制度(Scholarshipは金銭と非金銭の2種に分かれる。公式 Scholarships, Bursaries, and Awards Policy。2026年9月1日に当サイト確認)

制度目的(原文の要旨)対象給付率期間
Financial Scholarshipsignificant promise and considerable potential を示す生徒を評価するYear 10 または Year 12 で入学する生徒(在校生・出願者とも)授業料の最大30%。ただし注記「For exceptional candidates entering Year 12, this amount may be increased to up to 100%.(Year 12で入学する卓越した候補者については、最大100%まで引き上げられることがある)」2年間
Honourary Scholarship(非金銭同上Year 7・8・9 で入学する生徒金銭給付なしYear 10まで
Bursary現在の生徒にとって学費が障壁にならないようにする全学年。ハロウ安比で1年以上学んだ生徒。収入審査あり最大30%1年(毎年更新)
Head Master's Award多様性と包摂を促す全学年。出願者のみ(在校生は対象外)最大30%1年(毎年更新)

Scholarship の種目は Academic・Sports・Performing Arts の3つで、「For all applicants, only one Scholarship can be applied for.(すべての出願者について、応募できるScholarshipは1つだけです)」とされています。Sports は種目まで限定されており、「Due to our school's location and provision, we offer sports scholarships in only: Snowsports (Ski or Snowboarding) / Tennis / Golf(本校の立地と設備のため、スポーツ奨学金はスノースポーツ〈スキーまたはスノーボード〉、テニス、ゴルフのみで提供します)」と書かれています。安比高原という立地の反映です。Head Master's Award には、英語を母語としない生徒の英語力を評価するルートも用意されています。

そして、手続きの順番に見落としやすい落とし穴があります。Policy の出願者向けの流れでは、通常のテストと面接を経て適格と判断されると、まず学校からオファーが出て「Applicant will be offered a place at the school and the School Deposit and Enrolment Fee should be paid in full(出願者は入学のオファーを受け、預り金と入学金を全額支払う必要があります)」となり、その支払いを受けてから奨学金の選考試験に招かれます。試験は12月より前に出願した場合は1月実施・3月発表、4月より前の出願なら5月実施・6月発表です。しかもPDFには「these fees will not be refunded in the case your child withdraws before joining school(お子さんが入学前に辞退した場合、これらの費用は返還されません)」と注記されています。つまり奨学金の結果が出る前に、入学金100万円と預り金を全額支払うことになります。奨学金が取れなければ辞退する、という進め方は費用面で成立しにくい設計です。

Year 7〜9で出願するご家庭が見落としやすいのが、4つ目の Head Master's Award です。Scholarship の金銭給付はYear 10・12入学者に限られますが、Award の対象は表のとおり「Any year group(全学年)」で「Prospective students only(出願者のみ)」、給付は最大30%です。つまりYear 7〜9で入学する場合でも、Awardなら金銭給付の対象になりえます。しかもこの Award には「English Language Proficiency as a Non-native Speaker(英語を母語としない者としての英語力)」という評価ルートがあり、通常の入学試験の中で英語のテストを受ける形で判定されます。日本から出願するご家庭にとっては、むしろこちらが本命になりうる枠です。出願時に OpenApply の申込フォームで Award への関心を表明しないと選考の対象になりませんので、Year 7〜9で検討する場合は忘れずに申し出てください。なお Award についても「The School Deposit and Enrolment Fee must be paid by the deadline to secure the Award.(Awardを確保するには、期限までに預り金と入学金を支払う必要があります)」とされており、先に払うという構造は同じです。 なお、AISL Foundation が Sixth Form(Year 12・13)で学ぶ生徒向けに AISL Harrow Scholarship を提供しているとの案内も Admissions FAQ にあります。こちらは学校ではなく財団の制度で、当サイトは内容を確認していません。Policy も財団の制度も改定されますので、検討にあたっては必ず最新版を自分で読んでください。

② 兄弟割引(Sibling Discounts)

同時に在学する兄弟姉妹が対象で、公式は「The discount is applied to the third and subsequent sibling(s) in the order of birth.(割引は生年順に3人目以降の兄弟姉妹に適用されます)」としています。表は次のとおりです。

兄弟割引(公式 Sibling Discounts。2026年9月1日に当サイト確認)

同時在学の何人目か割引率
2人目N/A(適用なし)
3人目5%
4人目10%
5人目以降15%

2人目に割引が付かないという点は見落とされやすい箇所です。日本の私立校の兄弟割引は2人目から適用されることが多いため、同じ感覚で読むと見積もりを誤ります。お子さん2人を同時に通わせる場合、学費は2人分そのままかかります(学年が違えば金額も学年ごとの段に従います)。

③ ビューサリー(Bursaries)

これは入学時の支援ではありません。公式は「Bursaries are awarded to enable existing students to continue studying at Harrow Appi in situations where unexpected changes to circumstances make continued payment of school fees difficult.(予期しない事情の変化により学費の支払いの継続が困難になった場合に、在校生が学業を続けられるようにするために給付されます)」と説明し、条件を「Child has been studying at Harrow Appi for one full academic year(お子さんがハロウ安比で1学年度を通じて学んでいること)」としています。つまり在籍1年未満では対象になりません。入学時の学費負担を下げる手段としては使えない、ということです。

避けたい

「年間約1,000万円」という数字だけで7年分・3年分を概算する

こうすればOK

学年で3段階に分かれることと、毎年かかる必須の追加費目(学年旅行20万〜60万円)、初年度の入学金100万円・預り金・制服約26万円を積んでから概算する

避けたい

兄弟割引があるから2人目は安くなると考える

こうすればOK

割引は3人目以降(2人目はN/A)。2人同時なら学費は2倍で見積もる

避けたい

奨学金があると聞いて、学年を問わず申し込めると考える

こうすればOK

Scholarshipの金銭給付はYear 10・12入学者が対象(Year 7〜9は非金銭のHonourary)で、授業料の最大30%・2年間(Year 12入学の卓越した候補者は最大100%)。ただしHead Master's Awardは全学年の出願者が対象で、こちらも最大30%の金銭給付。Year 7〜9でも金銭給付の道はある。なお奨学金の結果が出る前に入学金と預り金を全額支払う流れになっている点は共通

卒業時に何を持って出るのか——IGCSE・A-Levelと日本の大学

POINT

ハロウ安比はIGCSEとA-Levelの学校で、国際バカロレア(IB)校ではありません。一条校ではないため、日本の高校卒業資格は出ません。日本の大学に出願する根拠は、ご家庭が自分で確認する必要があります。

Curriculum Overview には「Following the bespoke Harrow International Curriculum, studying at Harrow Appi Japan leads to IGCSE and A-Level examinations.(当サイト訳:ハロウ独自の国際カリキュラムに沿って、ハロウ安比での学びはIGCSEとA-Levelの試験につながります)」とあります。IBではありません。IB校を探しているご家庭は、この時点で候補が変わります(IBについては国際バカロレア認定校とはで整理しています)。

日本語の扱いについても記述があります。「All core subjects are taught and assessed in English.(すべての主要教科は英語で教えられ、英語で評価されます)」としたうえで、日本語と中国語を提供し、カリキュラム時間の相当部分を言語学習に充てているとし、「Japanese nationals are able to progress in their native language to a level good enough to secure entry into a Japanese university, should they desire.(日本国籍の生徒は、希望すれば、日本の大学への進学を確保できる水準まで母語を伸ばすことができます)」と書かれています。日本語力の維持は制度として組まれているということです。

ただし、日本語力があることと、日本の大学に出願する資格があることは別の問題です。ハロウ安比は学校教育法第1条に定める学校(いわゆる一条校)ではないため、卒業しても日本の高等学校の卒業資格は出ません。日本の大学に出願するには、取得した資格や学校の認定状況によって別の根拠を用意することになります。この構造は学校ごとに違い、確認の手順も含めて日本のボーディングスクールの選び方の「日本の高校卒業資格が出ない」の章で詳しく整理しています。同記事で確認したとおり、文部科学省は認定団体による認定状況の一覧を公表していないため、認定の有無は学校に直接確認し、志望する大学の入学資格審査の窓口にも学校名を挙げて確認するのが確実です。

海外大学への出願については、公式のAcademic FAQに「Can you get into US universities with A-Levels?」という項目があり、「Yes, A-levels are widely recognised and accepted by US universities, including top-tier institutions.(はい。A-levelは最上位の大学を含む米国の大学に広く認知され、受け入れられています)」と回答されています。SATやACTのスコアが必要になる場合があるとしたうえで、同校は公式のSAT試験会場(an official SAT testing centre)であると説明されています。校内で受験できるかどうかは、米国大学を視野に入れるご家庭には実務的な差になります(海外大学進学もあわせてご覧ください)。

進路指導の体制は Year 9 から始まる構造で説明されています。Year 9で強みと興味を探り、Year 11で適性検査による profile を作り、Sixth Form の2年間で個別の出願支援に移る、という流れです。専任の University Guidance Counsellor が2名いることも公式ページで確認できます。開校が2022年で、卒業生の実績が積み上がっている途中の学校である点は、進学実績を判断材料にする際に踏まえておく必要があります。

いつ動くか——出願締切がない学校の逆算

POINT

公式は「出願締切はない」としつつ、9月〜1月の出願を推奨しています。海外から来る場合はビザの都合で希望開始日の5か月以上前が推奨です。締切がないことと、いつでも入れることは同じではありません。

Admissions Process ページの Deadlines には「There are no application deadlines and we accept applications throughout the year.(出願締切はなく、通年で出願を受け付けています)」とあります。一見すると気楽に読めますが、続く3つの記述が実務を決めています。

  1. 1推奨する出願時期:「applications should be submitted early in the academic year (from September to January)(学年度の早い時期、9月から1月に出願すべきです)」。理由は「Places are extremely limited in order to maintain an appropriate student to teacher ratio.(適切な生徒対教員比を保つため、席は極めて限られています)」。
  2. 2推奨する入学時期:「Ideally your child should join Harrow Appi at the beginning of the Autumn Term in late August.(理想的には8月下旬の秋学期の開始時です)」。次善は冬学期の開始時で、学期の途中からの入学は「possible but not recommended(可能だが推奨しない)」とされています。
  3. 3ビザが必要な場合:Admissions FAQ に「international students are strongly recommended to apply at least 5 months before their preferred start date(留学生は希望する開始日の少なくとも5か月前に出願することを強く推奨します)」。

結果が出るまでの期間についてもFAQに記載があります。「In general, the admissions result will be announced one month after application.(一般に、選考結果は出願から1か月後に通知されます)」。テストや面接の日程によって変動するとされています。オファーの諾否は1週間以内ですから、出願から意思決定までは概ね1か月強とみておけばよいことになります。

規模の目安も公表されています。「Dependent on places, around 100 students join each year across all year groups.(席の状況によりますが、全学年を通じて毎年およそ100名が入学します)」。これは全学年合計の数字です。Year 7から Year 12 までの6学年に分散するため、特定の学年の枠はこれよりずっと小さいことになります。倍率は公表されていませんので、「約100名」を1学年の定員と読み替えないでください。

秋学期(8月下旬)入学から逆算した動き方(公式の推奨に基づく当サイトの整理)

時期やること根拠となる公式の記述
入学の前年 9月〜1月オンライン出願(OpenApply)。並行して学校見学かオンライン面談「9月から1月に出願すべき」「席は極めて限られている」
出願から約1か月オンラインテスト(2時間)→ 面接 → オファー「結果は出願から1か月後に通知」
オファーから1週間諾否の回答「You will have one week to accept this offer.」
受諾後すぐ預り金と入学金の支払い(合計144万〜188万円)Step 5「School Deposit and the Enrolment Fee」
開始の1か月前制服の購入(通常 約26万円)、山岳環境向けの衣類、ノートPCの準備Additional Fees「Usually 1 month before school begins」
ビザが必要な場合は開始の5か月以上前上記全体を前倒し「at least 5 months before their preferred start date」

まとめ:金額より先に、入口を確認する

ハロウ安比を検討するとき、最初に確認すべきは学費ではなく入れる学年です。公式は受け入れをYear 7・8・9・10・12に限り、Year 11は例外的な場合のみ、Year 13は受け付けないと2年度分の表で明記しています。日本語のまとめ記事の多くはここを書いていないため、「高3からでも入れる」という前提で検討が進んでしまうおそれがあります。

そのうえで、学年は生年月日で区切られ、日本の4月2日区切りとは半年ずれます。英語要件は公式サイトの2か所で書き方が違うため、厳しい方(Year 10以上でCEFR B2以上)で準備するのが安全です。学費は年1,054万〜1,145万円ですが、毎年かかる学年旅行20万〜60万円と、初年度の入学金100万円・預り金・制服約26万円を積まない見積もりは実額より低く出ます。兄弟割引は3人目からで、2人目には付きません。

そして卒業時に得られるのはIGCSEとA-Levelで、日本の高校卒業資格ではありません。日本の大学を併願先として残すつもりなら、出願の根拠を入学前に確認しておくことが、3年後・7年後に効いてきます。同じ国内のボーディングでも一条校を選べばこの論点は生じませんので、日本のボーディングスクールの選び方で類型の違いを確認してから、UWC ISAK Japan(軽井沢)海陽学園といった一条校とも並べて検討してみてください。

国内ボーディングと海外高校留学、どちらが合うか

ご家庭の前提(希望する学年・英語力・予算・卒業後の進路)から、検討の優先順位を整理できます。

Q.日本の高校3年生からハロウ安比に入学できますか?

公式のAge Guidelinesの表では、高校3年生に相当するYear 13の欄に「Entry to Year 13 is not accepted(Year 13への入学は受け付けていません)」と記載されており、2026-27年度・2027-28年度の両方で同じです。Admissions FAQでも受け入れ学年はYear 7・8・9・10・12とされ、Year 11は例外的な場合のみです。したがって公式の説明の上では、高3相当の学年からの入学の道は用意されていません。

Q.中学3年生の場合、どの学年に出願することになりますか?

学年ではなく生年月日で決まります。2026年度に中学3年生のお子さん(2011年4月2日〜2012年4月1日生まれ)を2026-27年度の表に当てると、2011年9月1日〜2012年4月1日生まれはYear 10(受け入れ対象)、2011年4月2日〜8月31日生まれはYear 11(例外的な場合のみ)です。ところが中学を卒業して翌2027-28年度に入学する場合は入れ替わり、前者がYear 11(例外的な場合のみ)、後者がYear 12(受け入れ対象)になります。「中3のうちに入るか、卒業してから入るか」で有利な生まれ月が変わるため、必ず公式の表にお子さんの生年月日を当てて確認してください。

Q.英語はどのくらいできる必要がありますか?英検の級で示されていますか?

公式は英検ではなくCEFRで示しています。ただしAdmissions Processの表とAdmissions FAQで数値が異なります。表はYear 10でB1、Year 11・12でB1〜B2としていますが、表自体に「これらはあくまで目安です」と注記があります。一方FAQは「Year 10以上は最低でもB2以上」としています。準備は厳しい方(B2以上)で見積もるのが安全です。当サイトが確認した範囲では、公式ページに外部試験のスコア要件の記載はありませんでした。

Q.年間1,000万円という説明を見ましたが、実際にはいくらかかりますか?

2026-27年度の学費(寮費込み)は、Year 7・8が1,054万8,740円、Year 9〜11が1,104万5,720円、Year 12・13が1,145万5,370円です。これに加えて、毎年かかる必須費目として学年旅行が通常20万〜60万円、初年度には出願料5万円・入学金100万円・預り金44万円または88万円・制服約26万円がかかります。公式は「ここに記載のない費用が発生する場合があります」とも書いています。

Q.兄弟で通わせると学費は安くなりますか?

同時に在学する場合に割引がありますが、適用は生年順で3人目以降です。公式の表では2人目は「N/A(適用なし)」、3人目5%、4人目10%、5人目以降15%とされています。日本の私立校では2人目から割引が付くことが多いため、同じ感覚で見積もると差が出ます。お子さん2人を同時に通わせる場合、学費は2人分そのままかかります。

Q.ハロウ安比を卒業すると、日本の大学を受験できますか?

ハロウ安比は学校教育法第1条に定める学校ではないため、日本の高校卒業資格は出ません。日本の大学に出願するには、取得した資格(GCE Aレベルなど)や学校の認定状況に応じて別の根拠を用意することになります。文部科学省は認定団体による各校の認定状況の一覧を公表していないため、学校に認定の有無を確認したうえで、志望する大学の入学資格審査の窓口にも学校名を挙げて確認するのが確実です。制度の構造は日本のボーディングスクールの選び方の記事で整理しています。