このページの要点

TGGは東京都教育委員会と民間企業が提供する体験型英語学習施設で、平日は学校単位、週末等が個人利用です。

  • 個人で行けるのは週末や夏休みなど:公式サイトは「平日は、小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校などの学校単位でのご利用になります。」と明記し、一般利用日については「週末や夏休みなどの期間を「一般利用日」として」いると説明しています。個人向けは完全予約制のイベント形式で、一般利用の営業時間は「営業時間・料金」ページの記載で10:00〜16:30です(別ページに10:00〜17:00という記載もあるため後述します)。
  • 保護者には入館料1,100円がかかり、プログラムは受けられません。「保護者の方、引率者の方は、入場はできますが、プログラムを受けることはできません。」と公式が明記しています。付き添いの小さなお子さんの入館料はかかりません。
  • 学校料金は都内と都外で最大2,200円違いますが、個人料金に地域差はありません。学校利用の1日コースは都内の中高生6,900円に対し都外9,100円。一方、個人利用は公式FAQで「都内と都外でご利用料金に違いはありません。」とされています。

TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)は、東京都教育委員会が「東京都英語村」として開設した体験型英語学習施設です。お台場(江東区青海)と立川(GREEN SPRINGS)の2か所にあります。「海外に行かずに英語漬けを体験できる」と紹介されることが多い一方、保護者が実際に申し込もうとすると、平日は使えない・保護者は参加できない・料金体系が学校と個人で別、といった制約に次々ぶつかります。この記事では、公式サイトと東京都教育委員会の報道発表、そして公式が毎月公表している利用者数から、TGGの実態を整理します。

本記事の数値は、株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYの公式サイト(トップ/TGGとは/学校関係者向け 料金・施設案内/一般利用者向け 営業時間・料金/一般利用者向けよくある質問)と、東京都教育委員会の報道発表「多摩地域における体験型英語学習施設『TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS』の開設について」を、当サイトが2026年9月10日に取得して整理したものです。公式サイトには「※プログラムの内容、料金は予告なく変更になる場合があります。」と明記されています。料金・営業時間・プログラムは変更されます。予約の前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

結論:TGGは「学校が使う施設」で、個人利用はその余白

POINT

平日は学校単位、週末や夏休みなどが個人向け。この構造を先に理解しておかないと、行きたい日に予約が取れない理由が分かりません。

公式サイトのトップページには、こう書かれています。「平日は、小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校などの学校単位でのご利用になります。それ以外の土曜・日曜・祝日などは、幼児から大人まで受けられるプログラムを用意しています。」つまりTGGは第一に学校向けの施設であり、個人利用は営業日の余白に置かれています。

ただし学校利用の対象範囲は、公式サイト内でも記載が2通りあります。トップページは「小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校など」と書いていますが、一般利用者向けのよくある質問は「学校利用の営業日は文部科学省認可の小学校、中学校、高等学校のみのご利用が可能です。」としています。実際には大学・専門学校・高等専門学校(4・5年生)向けの料金表も公開されているため、大学等の利用枠は別扱いになっていると考えられます。確実なのは、塾や英会話教室が使えるのは「土日祝日のイベント開催日のみ」だという点です。

TGGの2つの利用区分(2026年9月10日時点の公式公表値)

項目学校利用(平日)個人・一般利用(週末・長期休暇など)
申し込む人学校(対象校種は公式内で記載が2通り。本文参照)保護者などが個人で予約
形式コース制(午前/午後/日中/1日)完全予約制のイベント形式(内容ごとに料金が異なる)
営業時間学校のスケジュールに準じる10:00〜16:30(「営業時間・料金」ページの記載。特別企画等を除く)
料金の地域差都内と都外で最大2,200円の差差なし(公式FAQ「都内と都外でご利用料金に違いはありません。」)
保護者の扱い引率教員として同行入館料1,100円/名。プログラムは受けられない
宿泊なしなし(「TOKYO GLOBAL GATEWAYには宿泊施設はございません。」)

確認ポイント(公式サイト内で表記が異なる箇所):一般利用の営業時間について、「営業時間・料金」ページは「一般利用の営業時間 10:00~16:30」と記載していますが、「よくある質問」ページの別の回答では「一般利用は、10:00~17:00の営業時間になっております」と書かれています。どちらが正しいかは公式資料からは判断できません。予約時に終了時刻を確認してください。

誰が運営しているのか — 都の事業だが、運営会社は民間

POINT

東京都教育委員会が開設を決め、施設の整備・運営は民間事業者が担う形です。運営会社は株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAY。この分担が、料金体系が学校向けと個人向けで分かれている背景にあります。

公式サイトの「TGGとは?」には、東京都教育委員会が「児童・生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるよう、東京都英語村、TGGを開設することとしました。」と書かれています。運営するのは株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYで、設立は2017年2月13日、資本金は1億円です。

立川の施設についても、東京都教育委員会が報道発表を出しています。「東京都教育委員会は、児童・生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習への意欲を向上することができるよう、施設の整備運営を行う民間事業者と協働し、多摩地域における体験型英語学習施設『TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS』を、1月16日に開設しますので、お知らせします。」とあり、開設日は令和5年(2023年)1月16日、所在地は東京都立川市緑町3番1、事業者は株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYと明記されています。

この分担が、料金の見え方を分かりにくくしています。公式が公開している料金表を見ると、学校利用には都内校と都外校で最大2,200円の差がありますが、個人利用については公式FAQが「都内と都外でご利用料金に違いはありません。」と明記しています。「都の施設だから都民は安いはず」という直感は、学校利用にだけ当てはまるということです。なお、都が学校利用の料金をどう補助しているかは公表資料からは確認できませんでした。

施設そのものについては、学校向けページに「総面積は約7,000平方メートル」と記載があります。青海の施設はTIME24ビルの1〜3階で、1階がエントランスホール、2階が日常生活を想定した「アトラクション・エリア」(トラベルゾーン、ホテルゾーン、エアポートゾーン)、3階が英語「で」学ぶ「アクティブイマージョン・エリア」という構成です。3階にはメディアラボやテックラボ、ジムナジウムなどが置かれています。

学校料金:都内と都外で、1日コースなら2,200円違う

POINT

学校利用の料金は公式に公開されています。都内校と都外校の差は半日で1,100円、1日で2,200円。学年による差もあります。

同じページに旧料金表も残っているので、取り違えに注意する

学校向けの「料金・施設案内」ページに、1名あたり・税込の料金表が掲載されています。注意が必要なのは、このページのHTMLには料金表が3つ含まれていることです。ページ本文に表示されるのは、下の小中高向けの表と、大学・専門学校等の別表。もう1つは「2025年度 利用日:2025年4月1日~2026年3月31日」「お申し込み日:2024年5月~2024年10月31日」というラベルが付いた過去の料金表で、HTMLソース上のモーダル(別枠)に残っているだけで、開くためのリンクが無効化されているため画面には出てきません。ネット上で見かける古い金額はこの旧表の値である可能性があるため、必ずページ本文の表を見てください。以下がその本文の表です。

学校利用料金(1名・税込/公式「料金・施設案内」ページ本文の表・2026年9月10日取得)※「都内/都外」は**学校の所在地**の区分

コース都内 小学生都内 中学生・高校生都外 小学生都外 中学生・高校生
午前3,450円3,650円4,550円4,750円
午後3,450円3,650円4,550円4,750円
日中(昼休みの休憩場所あり)3,650円3,850円4,750円4,950円
1日6,500円6,900円8,700円9,100円

料金表から読み取れる3つのルール

この表からは3つのことが読み取れます。第一に、都内校と都外校の差は半日コースで1,100円、1日コースで2,200円と一定です。第二に、1日コースは半日(午前または午後)を2回受けるより一律400円安い(都内中高なら3,650円×2=7,300円に対し1日6,900円)。第三に、昼休みに休憩できる場所を提供する「日中」コースは、午前・午後より200円高いという設定です。

大学・専門学校・高等専門学校(4・5年生)は別表で、半日コース6,050円、1日コース10,890円。こちらは都内・都外の区別がありません

同ページに残る旧料金表(お申し込み日:2024年5月〜2024年10月31日)と比べると、改定幅も分かります。都内の小学生・午前コースは2,970円から3,450円へ(480円・約16%増)、都内中高生の1日コースは6,380円から6,900円へ(520円・約8%増)。学校の積立金や保護者向け説明資料が古い料金のままになっていないか、確認する価値があります。

個人で行く場合の総額 — 保護者の入館料を見落とさない

POINT

個人利用はイベントごとに料金が異なります。加えて、見学する保護者には1名1,100円の入館料がかかり、しかもプログラムには参加できません。

個人向けの料金について、公式は「TGGの一般利用イベントは、それぞれ料金が異なります。ご予約時にご確認ください。」としており、一律の価格表はありません。イベント形式で、内容ごとに設定されています。その代わり、確実に発生する費用が明記されています。

  • 保護者の入館料 1名1,100円(税込):「保護者の方、引率者の方は、入場はできますが、プログラムを受けることはできません。」「入場の際には、入館料が1名様につき1,100円(税込)がかかります。」(保護者入館なしのプログラム等を除く)
  • 付き添いの小さなお子さんは無料:「付き添いされる小さなお子様は、入館料がかかりません。一緒に入館いただきご見学はできますが、イベントにはご参加いただけません。」
  • 体験者が10名以上は団体扱い:「体験者が10名以上の場合は団体利用となりますので、お問い合わせフォームもしくはお電話(0120-86596-1)にて承ります。」
  • 支払いは予約時のクレジット決済:VISA、Master、JCB、American Express、Diners Clubが使えます。
  • 駐車場なし:「TGGには駐車場のご用意がございませんが、当ビルの地下にビル駐車場がございますのでご利用ください。ただし、無料サービスのようなものはございません。」

つまり、子ども1人+保護者1人で行く場合、プログラム料金に加えて原則1,100円が乗ります。両親そろって見学するなら2,200円です。公式は「(保護者入館無しのプログラムや、TGGスクールby LCAのプログラムを除く)」と例外も示しているので、申し込むイベントが該当するかは予約時に確認してください。「保護者も一緒に体験できる」と思って予約すると、当日は保護者席から見ているだけになります。写真撮影も保護者席からとされ、動画の撮影は遠慮するよう案内されています。

対象年齢についても注意が必要です。「※保護者の方には保護者席よりご観覧いただきますので、お1人でプログラムにご参加いただけるお子様が対象となります。」と明記されています。親と一緒でないと不安な年齢の子には向きません。保護者と一緒に英語環境を体験させたい場合は、親子留学の枠組みで検討するほうが目的に合います。

キャンセル規定も明確です。利用日の7日前15時までなら無料、7日前15時以降から前日までは利用料金の50%、当日は100%。加えて「キャンセルを行う場合、別途手数料(お申し込み件数1件につき220円)が発生します。」とされています。また予約内容の変更はできず、変更したい場合は一度キャンセルして取り直す必要があります。

公式データが示す、個人枠の小ささ

POINT

TGGは毎月「ご利用状況」を公表しています。学校利用と一般利用の両方が公表された月を見ると、一般利用は全体の1〜2%程度。8月だけが例外です。

公表されている月間利用状況を並べる

ここが、他の記事が触れていない部分です。TGGは公式サイトのお知らせ欄で、毎月の利用者数を公表しています。学校利用は「○校 ○名」、一般利用は「○名」という形式です。両方が公表されている月を並べると、次のようになります。

TGG 月間ご利用状況(公式お知らせより/両方が公表された月のみ)

学校利用一般利用一般利用の割合
2026年3月139校 12,796名178名約1.4%
2026年4月71校 10,444名243名約2.3%
2026年5月100校 11,742名184名約1.5%
2026年8月76校 3,395名448名約11.7%

注記:2026年2月(学校173校15,284名)、6月(175校15,860名)、7月(149校13,829名)は、公式のお知らせに一般利用の人数が記載されていません。記載がないことを「一般利用がゼロだった」とは解釈できないため、上の表からは除いています。割合は、公表された学校利用者数と一般利用者数の合計を分母として当サイトが計算したものです。

この数字が示しているのは、TGGは実態として学校が使う施設だということです。3月・4月・5月は、利用者の98%前後が学校経由です。個人で訪れているのは月に200名前後。逆に8月は学校の利用が3,395名まで落ち込み、一般利用が448名まで増えて、割合が約11.7%に跳ね上がります。夏休みは個人が入りやすく、それ以外の時期は枠が非常に限られているという季節性がはっきり出ています。

  1. 1公式サイトで一般利用日を確認する:「一般利用プログラムの予約状況」ページで、行きたい日が一般利用日かどうかを見ます。学校利用や団体貸切で営業日・時間が変わることがあります。
  2. 2無料会員登録とメールマガジン登録をしておく:公式は「新しいイベントの内容や予約開始日、現状のプログラムの追加募集などはメールマガジンでいち早くお知らせいたします。」としています。一般利用日そのものが毎週あるとは限らないため、告知を受け取れる状態にしておきます。
  3. 3対象年齢とレベルを確認する:プログラムごとにメイン対象(幼児/小学生/中学生/高校生/大学生/社会人)が指定されています。高校生以上を対象としたプログラムもあります。
  4. 4保護者の人数分の入館料を予算に入れる:1名1,100円。見学するだけで、プログラムには参加できません。
  5. 5予約時にクレジットカードで決済する:内容の変更はできないため、日時・人数を確定してから申し込みます。キャンセル料は7日前15時から発生します。

保護者にとっての実務的な結論はこうです。「行きたい週末に思い立って行く」ことは難しい。公式も「TGGのイベントは完全予約制です。」「学校利用、団体貸切利用等により、営業日、時間が変更になる場合があります。」としており、そもそも一般利用日が毎週あるとは限りません。個人で行かせたいなら、メールマガジンに登録して、イベントの公開と予約開始のタイミングを待つのが現実的な方法です。公式も新イベントや追加募集はメールマガジンで先に知らせると案内しています。

避けたい

「東京都の施設だから、平日に学校帰りに寄れるだろう」と考える

こうすればOK

学校が使う日は個人が入れない。個人が行けるのは週末や夏休みなどに設定される一般利用日で、しかも完全予約制。日付ではなく「一般利用プログラムの予約状況」ページで営業日を先に確認する

避けたい

親子で一緒にプログラムを体験するつもりで、2人分の参加費を見込む

こうすればOK

保護者はプログラムに参加できず、入館料1,100円で保護者席から見学するだけ。予算は「子どもの参加費+保護者の人数×1,100円」で組む

避けたい

学校からの案内にある料金を見て、ネットで調べた金額と違うので不安になる

こうすればOK

学校料金は都内校と都外校で1日2,200円違い、さらに旧料金表のラベル(お申し込み日:2024年5月〜2024年10月31日)から、これ以降に改定されたと読める。都外の学校なら高くなるのが正常。公式の現行料金表と突き合わせて確認する

避けたい

英語が話せないと参加できないと思って諦める

こうすればOK

公式FAQは「あいさつ、自己紹介等、英語での簡単なやり取りができる英語力は必要となるものの」としつつ、「英語を学び始めた方でも十分楽しんでご参加いただけます。」と回答している。ただし1人でプログラムに参加できる年齢であることが条件

TGGは何の代わりになるのか、ならないのか

POINT

公式が掲げているのは「海外研修代替プラン・国内留学の場」という位置づけです。ただし宿泊はなく、1日コースでも数時間。留学の代わりではなく、留学前の助走と考えるのが適切です。

公式トップページには「グローバル社会で活躍するための第一歩として、また海外研修代替プラン・国内留学の場としてTGGをご活用ください。」という一文があります。ただし、TGGに宿泊施設はありません。学校利用でも最長は「1日」コースで、一般利用の営業時間は10:00〜16:30です。宿泊を伴う国内留学とは、そもそも滞在の長さが違います。

国内で英語環境をつくる選択肢の比較(滞在の長さで並べたもの)

選択肢滞在の長さ費用の目安(1人あたり)個人で申し込めるか
TGG(東京都英語村)数時間〜1日学校利用 3,450〜9,100円(小中高。大学・専門は半日6,050円/1日10,890円)/個人はイベント別+保護者入館料1,100円週末や夏休みなどの一般利用日のみ
ブリティッシュヒルズ1泊〜6泊学校研修 51,400円(公式計算例・2泊3日)/個人キャンプ 1人69,000円〜年10枠のEnglish Camp(Highland Lifeは原則18歳以上・中高生は保護者付添で1泊から)
イングリッシュキャンプ全般数日〜2週間民間の宿泊型で1週間179,800円前後できる(主催者による)
国内留学(中長期)数週間〜1年形態により大きく異なるできる(制度による)

TGGの強みは「近さ」と「安さ」です。都内の学校なら1日6,900円で、宿泊も渡航もなく英語だけの半日〜1日を経験できます。海外の短期留学が数十万円かかることを考えれば、「海外に行かせる前に、英語で困る経験をさせてみる」という用途には非常に効率がいい選択肢です。一方で、数時間の体験で英語力が測れるほど伸びることは期待できません。短期プログラムに何を期待すべきかは短期留学は意味ないと言われる理由で整理しています。

「英語村」と呼ばれる施設はTGGだけではありません。同じ言葉で呼ばれていても、数時間の体験施設から1年間住み込む寄宿施設まで、中身は大きく違います。全体像は日本の英語村で整理していますので、TGG以外の選択肢も見比べてみてください。

国内で試すか、海外に出るかを整理する

TGGのような国内体験で助走をつけるか、短期留学から始めるか。簡単な質問に答えるだけで、お子さんの目的に合う留学タイプの方向性がわかります。

まとめ:予約できるかどうかが最大のハードル

TOKYO GLOBAL GATEWAYは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する体験型英語学習施設で、青海と立川の2か所にあります。設置を決めたのは都教育委員会で、施設を運営するのは株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYです。押さえるべきは3点です。第一に、平日は学校単位の利用で、個人が入れるのは週末や夏休みなどの一般利用日だけであること。第二に、学校料金は都内・都外で最大2,200円の差があるが、個人料金に地域差はないこと。第三に、保護者には1名1,100円の入館料がかかり、プログラムには参加できないことです。

そして公式が公表している月間利用状況を見れば、3〜5月の一般利用は全体の1〜2%程度で、8月だけが約11.7%まで上がります。費用そのものより、行きたい日が一般利用日にあたるかどうかが実務上のハードルになりやすいということです。個人で行かせたいなら、メールマガジンで予約開始の告知を受け取れるようにしておき、夏休みなど学校利用が少ない時期を狙うのが現実的です。学校の研修で行くことが決まっている場合は、上の現行料金表と案内の金額を突き合わせれば、内訳の妥当性を自分で確認できます。

Q.TGGは個人でも利用できますか。平日は行けませんか。

個人でも利用できますが、学校が使う日には入れません。公式サイトは「平日は、小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校などの学校単位でのご利用になります。それ以外の土曜・日曜・祝日などは、幼児から大人まで受けられるプログラムを用意しています。」としており、一般向けプログラムのページでは「週末や夏休みなどの期間を「一般利用日」として」いると説明しています。夏休み中は平日にも一般利用日が設定されることがあります(実際、2026年8月の利用実績は学校76校3,395名に対し一般448名でした)。個人向けは完全予約制のイベント形式で、営業日は学校利用や団体貸切の状況によって変わるため、公式サイトの「一般利用プログラムの予約状況」ページで先に確認してください。塾や英会話教室が使えるのも土日祝のイベント開催日のみです。

Q.保護者も一緒にプログラムに参加できますか。

できません。公式サイトには「保護者の方、引率者の方は、入場はできますが、プログラムを受けることはできません。」と明記されています。入場するには1名につき1,100円(税込)の入館料が必要で、保護者席からの見学と写真撮影は可能ですが、動画の撮影は遠慮するよう案内されています。なお付き添いの小さなお子さんには入館料がかかりませんが、イベントには参加できません。また対象は「お1人でプログラムにご参加いただけるお子様」とされています。

Q.都外に住んでいますが、料金は高くなりますか。

個人で申し込む場合は高くなりません。公式の一般利用者向けFAQには「ご利用いただけます。都内と都外でご利用料金に違いはありません。」と明記されています。地域差があるのは学校利用のほうで、1日コースなら都内の中学生・高校生6,900円に対し都外は9,100円、小学生は都内6,500円に対し都外8,700円と、2,200円の差がつきます。大学・専門学校・高等専門学校(4・5年生)の料金は都内・都外の区別がなく、半日6,050円・1日10,890円です。

Q.青海と立川の2か所は何が違いますか。

青海(江東区青海2-4-32 TIME24 1〜3階)は株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYの所在地でもある施設で、総面積は約7,000平方メートル。ゆりかもめ「テレコムセンター」駅から徒歩約4分です。立川の「TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS」は、東京都教育委員会の報道発表によれば令和5年(2023年)1月16日開設で、所在地は東京都立川市緑町3番1、JR中央線「立川」駅から徒歩8分・多摩モノレール「立川北」駅から徒歩4分です。多摩地域の児童・生徒が利用しやすいよう設けられた施設で、事業者はいずれも株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYです。プログラムの詳細は施設ごとに公式サイトで確認してください。

Q.英語がほとんど話せなくても大丈夫ですか。

公式のよくある質問では「プログラムを楽しんでいただくため、あいさつ、自己紹介等、英語での簡単なやり取りができる英語力は必要となるものの、イングリッシュスピーカーは、お子様の年齢や性格、理解度に応じて接していきます。英語を学び始めた方でも十分楽しんでご参加いただけます。」と回答されています。ただし保護者が同席できないため、お子さん1人でプログラムに参加できることが前提です。年齢や性格によっては、保護者と一緒に過ごせる形式のプログラムを先に検討したほうがよい場合もあります。

Q.予約をキャンセルしたらいくらかかりますか。日程変更はできますか。

利用日の7日前15時までの申し出ならキャンセル料は不要です。7日前15時以降から前日までは利用料金(税込)の50%、当日は100%。これとは別に、申し込み1件につき220円(税込)の手数料がかかります。日程や内容の変更はできず、公式は「ご予約の内容を変更することはできません。お手数ですが、ご予約内容を変更する場合は一度キャンセルしていただき、新しく予約し直してください。」としています。取り直す場合は、キャンセル料の発生タイミングに注意してください。

本記事は特定の施設・事業者との提携関係に基づくものではなく、公開されている公式情報と行政の報道発表をもとに当サイトが独自に整理したものです。料金・営業日・プログラム内容は変更されます。予約の前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。